導入前の課題
- 段ボール梱包による資材使用量が多く、顧客から「ごみが増える」との声があった。
- 簡易包装を採用したくても、大手宅配便では仕分け工程上、封筒型の対応が困難だった。
- サステナブルなブランドを掲げながらも、配送面での環境配慮を十分に体現できていなかった。
導入後の効果
- 「SBS Ecoロジ便」の採用により、段ボールを使わない封筒包装での配送が可能に。
- 梱包材コストを約30%削減し、包装資材・CO₂排出量の削減にも寄与。
- 自然派ブランドの世界観を体現する包装仕様で、顧客から高い評価を獲得。
- 積載効率の向上により、配送コストの抑制にもつながった。
過剰包装の解消がブランドの課題に
天然由来の原料にこだわったヘアケア製品を展開するJ社様は、オンライン中心のD2Cブランドとして急成長しています。「環境にも肌にもやさしい」をコンセプトに商品開発を進めていましたが、顧客からは「段ボールごみが多く、梱包が過剰」「ブランドの世界観と合わない」といった声が寄せられるようになりました。
同社の顧客層は20~40代の女性が中心で、環境意識の高いユーザーが多くを占めています。サステナブルな商品であっても、配送時の包装が過剰ではブランドメッセージが伝わりません。しかし、大手宅配便の多くは自動仕分けラインでの処理を前提としており、封筒型の簡易包装では対応が難しいという課題がありました。
そこで同社が採用したのが、当社が提供する「SBS Ecoロジ便」です。関東1都3県を中心に展開する同サービスは、小型軽量品を手作業で丁寧に扱う配送方式を採用し、段ボールを使わない柔軟な梱包形態に対応できます。
J社様は、製品をぴったり収められる素材の封筒タイプを採用しました。外側はナチュラルなクラフト紙で高級感を演出し、内側には極薄のフィルムを貼って液漏れや結露を防ぐ仕様としています。この新パッケージは見た目にも自然派ブランドらしさが伝わり、1袋あたりのコストも低く抑えられました。
「SBS Ecoロジ便」は自動仕分けを行わない運用のため、形状が不定形な荷物にも対応可能です。その結果、J社様は輸送品質を維持しながら、包装資材の削減を実現しました。
包装削減でコストと環境負荷を同時にカット
簡易包装の導入により、梱包材コストをおよそ30%削減。同時に、段ボール使用量の削減やCO₂排出量の低減にもつながりました。商品のサイズが小型化したことで積載効率が向上し、ドライバーの作業負担軽減にも貢献しています。
顧客からは「ごみが減って助かる」「エコな配送に共感できる」「封筒のデザインが可愛い」といった声が多く寄せられ、ブランドロイヤリティの向上にもつながりました。
J社様では、簡易包装を単なるコスト削減策ではなく「ブランド体験の一部」として位置づけています。環境配慮とデザイン性を両立する新素材を継続的に検討し、顧客満足度のさらなる向上を目指しています。
当社では、こうしたD2Cブランド向けに最適な配送スキームを構築。単なる配送業務にとどまらず、企業理念やブランド価値を届ける“ラストワンマイルのパートナー”として機能しています。
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よくあるご質問
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