導入前の課題
- 不在時の持ち戻りや再配達が多く、顧客満足度の低下が課題となっていた。
- 特にオムツや介護用品など生活必需品では、受け取り遅延がクレームにつながるケースもあった。
- 低単価商品の比率が高く、宅配便利用ではコスト負担が大きかった。
導入後の効果
- 「SBS Ecoロジ便」を導入し、置き配専用配送で再配達率を大幅に削減。
- 顧客の希望場所への非対面配送が可能になり、利便性と満足度が向上した。
- 短距離ルート配送でコストを最適化し、再配達対応の人件費・燃料費も削減できた。
オムツや介護用品など、日常生活に欠かせない商品は「すぐに欲しい」「留守でも受け取りたい」といった声の多いカテゴリーです。日用雑貨系EC会社K社様は、こうしたニーズに応えるため、家庭用紙製品や衛生用品、介護用品などを東京都内および近郊エリアでオンライン販売しています。
同社では以前、大手宅配便を利用していましたが、「不在時に持ち帰られてしまう」「再配達の手続きが面倒」といった顧客の声が多く寄せられていました。特にオムツなどの大型軽量品は、受け取りのタイミングが合わないと生活に支障をきたすこともあり、配送オペレーションそのものを見直す必要がありました。
「置き配専用便」導入で再配達が大幅減
そこで採用したのが、当社の「SBS Ecoロジ便」です。関東1都3県を中心に展開する、このサービスは、非対面での「置き配」に特化した宅配ネットワークを備え、再配達を前提としない効率的な配送を実現しています。
K社様では、導入にあたり顧客が希望する置き場所(玄関前・宅配ボックス・カーポート下など)を事前に登録できる仕組みを構築しました。配達員は専用アプリで配送完了を記録し、写真付きで通知を送信。これにより、利用者は安心して「置き配」を選択できるようになりました。また、配送エリアを絞り込むことで短距離・高頻度のルート配送を可能とし、ドライバーの負担軽減にもつながっています。
顧客満足度と配送効率が大幅アップ
K社様が取り扱うのは、単価が低く物流コスト比率の高い(物流費負担力の小さい)アイテムが中心です。置き配を前提とすることで、他の宅配便サービスよりも価格競争力のある「SBS Ecoロジ便」を活用し、荷物1個あたりの配送コスト低減と再配達の大幅削減を実現しました。
さらに、再配達対応に費やしていた人件費や燃料費の抑制にも効果があり、ドライバー不足や環境負荷軽減といった社会課題の解決にも寄与しています。顧客アンケートでは、「不在時でも安心して受け取れる」「再配達の手間がなく便利」といった声が多数寄せられ、利用者満足度も導入前より大きく向上しました。
同社では、置き配を前提とした“新しい標準配送”を定着させるため、初回購入時に置き配利用の案内を実施。その結果、リピーター率が着実に上昇し、配送効率と顧客ロイヤリティの双方で成果を上げています。また、梱包材の使用量削減による環境負荷の低減も進み、企業としてのサステナビリティ価値向上にもつながりました。
今後、K社様は、「SBS Ecoロジ便」のエリア拡大に合わせ、在宅介護用品や衛生雑貨のラインアップをさらに拡充する計画です。社会の高齢化が進む中、生活必需品を確実かつ安心に届ける“最後の1マイルの新基準”として、置き配モデルの進化が期待されています。
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よくあるご質問
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